庭の花と日々つれづれ・・・ 音楽とちょっとアートのこと
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福岡市博物館 「特別企画展 幽霊妖怪画大全集」

いきなりですが…幽霊とか妖怪信じますか??
私そういった類、怖がりな癖に子供のころから興味しんしんです。
っていうか、ほんと子供の頃がっつり2回ほど見ちゃってますので信じないわけにはいかないのです…
でも大人になってからは「わたしのとこに出られても、何も対応できんのでやめて下さい」とお願いしてます。

そんな事はさておき…
7月後半に招待券をもらっていた福岡市博物館の「特別企画展 幽霊妖怪画大全集」を観に行ってきました。
初めての福岡市博物館。
いや~、都会の博物館ってこんなにもご立派な建物なのね。
北九州市立美術館御用達のわたし、建物の立派さに田舎もん丸出しで写真をパシャパシャ。

006 (250x188)

011 (250x188)

美しい彫刻が4体、博物館前に…圧巻 美しい

円山応挙 幽霊図 (72x250) (2)
じゃじゃーん、今回の目玉??
CMでもトップに紹介されていた円山応挙が描いたとされる「幽霊図」
表装も描表装で、幽霊さんも何とも上品な方です(って、枕元に出られたらビビクリ上がりますけどね)

「平清盛怪異を見る図」広重 (300x148)
そして、この展覧会は大好きな浮世絵が多数展示。
もう見ごたえありすぎて、後半はぶっちゃけエネルギー切れになるくらい…
広重の「平清盛怪異を見る図」
なんだか、アニメーションでしょ。
画像では見えないけれど、松に積もった雪まで髑髏になってました。

相馬の古内裏國芳 (300x145) (2)
国芳さまの「相馬の古内裏」もお目にかかれました。
画集でしか見たことがなかったけれど、やっぱり国芳らしい大胆な構図に圧巻。
この浮世絵かっこいい!!と思ったものは大概、国芳のものでした。

「みかけハこハゐがとんだいい人だ」國芳 (241x250)
これは誰もが見たことのある国芳の「みかけハこハゐがとんだいい人だ」
幽霊・妖怪とは何の関係もないけれど奇妙な様子だから展示されてました。
もちろんこんな妖怪がいるわけではないですよ(笑)
おったら、逆に一番怖い…

若冲 (53x250)
そして、そして。
大好きな若冲さまの「付喪神図」
1点のみの展示でしたが、じっくりと目に焼き付けてきました。
かわいかったですよ、この画は。
若冲の弱いものや古いもの、そういった存在に
優しい気持ちを持っていた人だという事を再確認。
鬼才・変人と言われても、本質が純粋で優しい若冲さまに惚れますな。
思わずニッタリと顔がニヤける作品でした。


前半飛ばし過ぎて、画に穴が空くほどじっくり観てましたが、
中盤からこれはまだまだ随分と続くぞ…と感じ取ったわたし。
なんだかんだで2時間は観ていたようでした。
これから行かれる方、要注意です。
もの凄く見ごたえのある展示数です。


009 (188x250)
帰りは、チュチューっとコーヒーフロートを横の喫茶店で飲んで
帰宅ラッシュに巻き込まれながら帰宅しました。

Derek Jarman

001 (188x250)

Derek Jarman(デレク・ジャーマン)
わたしが彼を知ったのは、ガーデニングの洋書コーナーに大きな書店なら
必ずと言っていいほど置いてある、一冊のこの本。
ガーデナーなら一度は目にしたことがあるはず。
そう、わたしは完全に彼のことを海外の園芸家・庭師だと思っていた。

彼が映画監督・舞台デザイナーであったことは、
お恥ずかしながらつい最近知ったのです。
そしてあえて彼のことを過去形にしているのは、もうすでにこの世にはいなく
1994年にHIVにより他界しているから。

昨晩深夜に、彼の監督作品1990年公開の「THE GARDEN」を観た。
「デレク・ジャーマンの庭を撮りたかった。
‘最後の庭’つまり‘エデンの園’という意味を込めて。
たとえば天国という言葉は、本当はパラダイスという意味でもあり、
パラダイスはガーデンとも同じ意味なんだ」-デレク・ジャーマン
この言葉に興味を持ち、この庭を作る人間の映像表現はどんなもんかと。

それは、宗教的でとても不安定な気持ちになり、
子供のころに感じた不安や憂鬱な気持ちですら呼び起こされる世界観。
なのに、強く惹かれてしまう。
目が離せない世界が次々と映し出されて行きました。
モヤーっとした堕ちていく、なのに心地いいとすら感じてしまう
凡人にはなんとも表現しずらい気持ち。
人間の差別や偏見の醜さ・どこか夢の中で観たような景色
美しさと醜さが共存するような…
奇妙な感情がモコモコと湧きでて、渦になって絡まる。

どうやら、これは彼の術にすっかりハマった証拠みたい。

この作品の中に出てきた言葉
「人は地中深く穴を掘り、忌まわしい毒を隠した。
以後百万年-
罪深い彼らの遺産に未来の3万世代が苦しむことになる。
原発を担う官僚たちはその冷たい手で、死の軸に油をさした」

日本の今を言ってるような…またタイムリーなものがわたしの手元に渡ってくる。
彼のエデンの庭の裏には、原子力発電所があったらしい。

北九州市立美術館分館 「画家 岸田劉生の軌跡」

今日は初めて北九州市立美術館分館へ「岸田劉生」の展覧へ。
とは言っても、「岸田劉生」って実はあまり存じなかった…
でも、チケットの半券にもなっていたこの「麗子像」は誰しも一度は見たことがあるはず。
ってか…インパクト強すぎて一度見たら忘れらせん感じやん。

だいちゃんの美容院の待ち時間にちょうどいいかと思ってピラ~っと観に言ってきました。
招待券ももらっていたもんで、時間つぶしには最適!!

岸田10 (269x380)

「岸田劉生」=「麗子像」
インパクト強すぎっ!!
でも、実物の絵画はさすがすごかった。
何がって立体感と質感が。まるで浮き出てきそうで、これまた怖かった(笑)
そして肉厚なふっくらとした着物の質感までも感じました。

岸田3 (177x250)

「自画像」

岸田4 (179x250)

お弟子さんの画。
「○○君」って題やったけど、忘れちまった。

岸田9 (247x200)

「猫図」
尻尾の細かな線での質感の表現や、曲げた後ろ足の毛の細密な流れ、白地に白猫、
上品で好きでした。
これが猫じゃなくって、犬やったらよかったのに…
画にするにはしなやかな猫の方がイイ感じになるのかね~。

岸田11 (350x117)

個人的に面白かった、1914年の「天地創造シリーズ」銅板画。
この時代に、この作品。
なかなかアニメーションみたいで新しいし、今見ても普通に面白くカッコいい。

岸田5 (166x250)

正直絵画より、本の表紙や商品のパッケージデザインがとても興味深かった。
とってもモダンで、POPなもの。
ミュシャのような現代的でエレガントなデザインと、様々…


まだまだ、わたしのようなもんには「岸田劉生」のかっこよさはいまいち深くは解らんやったけど
彼の変化に富んだ柔軟な作風は、素晴らしいものがありました。
始めて行った北九州美術館の分館は、わたしはやっぱり本館の雰囲気の方が好き。
あの樹のトンネル道路を抜けて、すくっと聳えるモダンな建物こそが、
美術館へ来たぞって気分になるんです。

ジンジン ビリビリくるぜっ!!

久しぶりに聴いたら、やっぱしびれた。


ドツボですよ、憂歌団

いいお天気です。
こんな日は、憂歌団ききながら屋根上で煙草でもふかしたい気分です。
(って、せっかく煙草やめたんで我慢ですが…)

わたしのやんちゃな性格が疼いてくる

しびれちゃいますな



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